後遺症事例4

示談金増加額 約120万円

信号待ちで停車中に追突され、むちうち症となった事例 (後遺障害14級9号)

当初提示額

2,353,654

最終示談額

3,550,137

交渉後の増加額

1,196,483

傷害状況

頚椎捻挫・腰椎捻挫

後遺症認定

後遺障害14級9号

治療期間

約8.8ヶ月

解決方法

交渉による示談

交渉期間

11日

交渉のポイント

通院慰謝料(傷害慰謝料)、後遺障害慰謝料、後遺障害に伴う逸失利益

交通事故の概要

島根県松江市内の路上を運転していたUさん(40代・男性/会社員)が、赤信号の交差点で停車し、信号が青に変わるのを待っていたところ、前方不注意の後続車に追突されてしまった、という交通事故事例です。

被害者Uさんは、この交通事故により、むちうち症(頚椎捻挫、腰椎捻挫)の傷害を負いました。
約8.8ヶ月(実通院日数は105日)もの通院治療を経て、症状固定を迎えましたが、首や腰に痛み等が残ってしまいました。
自賠責保険に対して後遺障害の等級認定請求を行い、後遺障害14級9号(局部に神経症状を残すもの)が認定されています。

被害者Uさんは、ご自身で加入されている自動車保険に「弁護士費用特約」を付加していました。
そのため、相手方保険会社から示談案の提示を受けた後、被害者本人は相手方保険会社と示談交渉を試みることなく、すぐに弁護士に依頼することにしました。

弁護士費用特約を利用することで、示談交渉にかかる弁護士の報酬金は、保険会社が負担してくれます。
しかし、被害者Uさんは、相手方保険会社から適正な示談金を得るためには、交通事故を得意分野とする経験豊富な専門家に交渉を依頼したいと考え、インターネット検索により当弁護士のホームページを見つけ、電話相談を経て、ご依頼に至りました。

弁護士交渉〜介入から解決まで〜

本件は、交差点での追突事故で、後続車の前方不注意によるものですので、被害者Uさんに過失はありませんでした。つまり、相手方の過失が100%となります。

相手方保険会社との賠償交渉に際して問題となったのは、「通院慰謝料」「後遺障害慰謝料」「後遺障害に伴う逸失利益」です。
この3項目の中でも、特に深刻だったのが後遺障害慰謝料です。
相手方保険会社から提示された後遺障害慰謝料は、算出基準が自賠責保険基準となっていたため、非常に低額なものでした。

当弁護士は、相手方保険会社との交渉に際して、後遺障害に伴う逸失利益については、裁判基準(弁護士基準ともいいます)を超える喪失期間7年で、傷害慰謝料と後遺障害慰謝料については裁判基準による請求を行いました。

具体的な交渉経緯は以下のとおりです。

【相手方保険会社の当初提示額】
相手方保険会社の当初提示額の内容は以下の通りです。

通院慰謝料…805,000円
後遺障害慰謝料…320,000円(自賠責保険基準)
後遺障害に伴う逸失利益…1,228,654円
合計金額 2,353,654円

【当弁護士の請求額】
相手方保険会社の提示に対して、当弁護士が相手方保険会社に請求した内容は以下の通りです。

通院慰謝料…1,080,000円(裁判基準です。)
後遺障害慰謝料…1,100,000円(14級の裁判基準です。)
後遺障害に伴う逸失利益…2,004,849円(年収693万円、労働能力喪失率5%、喪失期間7年。裁判基準を超える金額です。)
合計金額 4,184,849円

【示談成立・解決】
最終的な示談金額の結果は以下の通りです。

約1年間の訴訟の結果、次の通りの示談が成立しました。
通院慰謝料…950,000円(裁判基準の約87%)
後遺障害慰謝料…1,100,000円(裁判基準の100%)
後遺障害に伴う逸失利益…1,500,137円(喪失期間5年。裁判基準の100%)
合計金額 3,550,137円

増加額 1,196,483円となりました。

【弁護士から一言】
当弁護士による交渉の結果、通院慰謝料については請求額の90%、後遺障害慰謝料については満額回答、後遺障害に伴う逸失利益については裁判基準(弁護士基準)の金額で示談が成立し、すべての項目について増額することに成功しました。

また、交渉期間は11日でした。わずか11日で、総額約120万円の増額ですので、かなり早期の解決事例といえるでしょう。
当弁護士の経験上、裁判手続きに移行しなければ、大体1ヶ月程度が平均的な交渉期間です。本件は例外的ともいえるスピード解決です。

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本件のご依頼者は島根県内にお住まいでしたが、一度も当事務所までお越しいただくことなく、電話やメール、郵便のやりとりで解決に至っています。治療やお仕事等でご多忙な方、遠方にお住まいの方もお気軽にお問い合わせください。

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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴35年。交通事故取扱開始から21年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2023年末で累計2,057件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2024年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高報酬制」で交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。