後遺症事例54

示談金増加額 約547万円

交差点での自動車同士衝突、脳挫傷等で慰謝料と逸失利益が増額した主婦の交通事故事案(後遺障害9級)

当初提示額

7,966,110

最終示談額

13,437,118

交渉後の増加額

5,471,008

傷害状況

脳挫傷等

後遺症認定

後遺障害9級10号

治療期間

18.8ヶ月間

解決方法

交渉による示談

交渉期間

約2ヶ月間

交渉のポイント

通院慰謝料(傷害慰謝料)、後遺障害慰謝料、後遺障害に伴う逸失利益、過失割合

交通事故の概要

千葉県木更津市の路上を自家用車で走行中、信号のない交差点で、一時停止を怠った自動車に衝突され、脳挫傷等の大ケガを負った交通事故事例です。

この交通事故により、被害者側のSさん(71歳・女性/主婦)は、医師から脳挫傷、急性硬膜下血腫、外傷性くも膜下出血、頭蓋骨骨折と診断され、症状固定まで、入院1.4ヶ月および通院17.4ヶ月もの治療期間を余儀なくされました。

被害者Sさんのご家族が、相手方保険会社(加害者側)を通じて、自賠責保険に対し後遺障害の等級認定請求を行ったところ、本件交通事故の脳外傷に起因する高次脳機能障害が残存していることが認められ、その障害程度については「神経系統の機能または精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することが出来ないもの」として、後遺障害第9級10号が認定されています。

後遺障害9級10号の認定後、被害者Sさんのもとに、相手方保険会社(加害者側)の担当者から損害賠償額の計算書が送られてきましたが、ご家族は、その提示額に納得することができませんでした。

被害者Sさんがご加入の任意保険には弁護士費用特約が付加されておらず、ご家族がインターネット検索で成功報酬型の弁護士を探していたところ、当弁護士のホームページを見つけ、費用倒れの心配がない「完全出来高制」の料金体系に魅力を感じて電話相談(無料)に至ったとのことでした。

弁護士交渉〜介入から解決まで〜

【弁護士介入】
被害者Sさんのご家族からご相談を受け、相手方保険会社の提示内容を検討したところ、一般的に問題の多い、入通院慰謝料(傷害慰謝料ともいいます)、後遺障害慰謝料および逸失利益について増額の余地があることが判明しました。
相手方保険会社の提示額と当弁護士が裁判基準で算定した金額と比較すると約862万円もの差がありました。
当然ではありますが、被害者Sさんのご家族は、弁護士による増額交渉を強く希望され、ご依頼いただくこととなりました。
ご依頼を受けた当弁護士は、さっそく、裁判基準による金額を相手方保険会社に提示して、交渉を開始しました。
具体的な交渉経緯は以下のとおりです。

【相手方保険会社の当初提示額】
入通院慰謝料…1,399,420円(相手方保険会社の任意基準
後遺障害慰謝料…2,450,000円(相手方保険会社の任意基準
後遺障害に伴う逸失利益…5,001,813円(年収3,301,200円、労働能力喪失率35%、喪失期間5年、ライプニッツ係数4.329)
▲過失相殺 10%
合計金額 7,966,110円

【当弁護士の請求額】
入通院慰謝料…2,070,000円(裁判基準
後遺障害慰謝料…6,900,000円(裁判基準
後遺障害に伴う逸失利益…8,510,510円(裁判基準 年収3,762,300円、労働能力喪失率35%、喪失期間8年、ライプニッツ係数6.463)
▲過失相殺 5%
合計金額 16,606,485円
※裁判基準は「弁護士基準」ともいいます。

【示談成立・解決】
入通院慰謝料…1,863,000円(当弁護士請求額の9割)
後遺障害慰謝料…6,210,000円(当弁護士請求額の9割)
後遺障害逸失利益…6,857,131円(年収3,762,300円、労働能力喪失率35%、喪失期間7年、ライプニッツ係数5.786 の9割)
▲過失相殺 10%
合計金額 13,437,118円
⇒増加額 5,471,008円

【弁護士から一言】
相手方保険会社側の当初提示額は、当弁護士が裁判基準によって算出した金額に比べると約864万円もの差がありました。
最終的には、交渉により、入通院慰謝料及び後遺障害慰謝料は裁判基準の9割に、後遺障害に伴う逸失利益については算定の基礎となる年収額の増額、喪失期間の延長に成功しました。
ただ、過失割合については、被害者側5%の主張をしたものの、残念ながら相手方主張の10%のままとなりましたが、合計金額は当初提示額の約1.68倍、約547万円増額での示談ですので、弁護士に依頼するメリットを十分に感じていただける成功事例ではないでしょうか。

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※大変申し訳ございませんが、加害者側のご相談はお受けできません。



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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴32年。交通事故取扱開始から18年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2020年末で累計1,808件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2021年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高制」で、交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。