交通事故事例18
示談金増加額 約60万円
入通院慰謝料が約60万円増額した交通事故の事案
当初提示額
990,807円
最終示談額
1,614,578円
交渉後の増加額
623,771円
傷害状況
右足指及び踵骨折
後遺症認定
後遺症なし
治療期間
入院含め10.7ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
45日間
交渉のポイント
入院雑費、傷害慰謝料(入通院慰謝料)
交通事故の概要
Yさん(39歳)は、群馬県伊勢崎市内を自転車で走行中、後方から追い抜きをかけてきた自動車に、追い抜きざまに接触されて転倒し、傷害を負いました。
このような交通事故の場合、被害者には過失(落ち度)が無く、Yさんに過失は認定されませんので、過失相殺はありません。
この交通事故により、Yさんは、“右足の指および踵(かかと)の骨折”という傷害を負い、1.3ヶ月もの入院の後、9.4ヶ月の通院を経て治療が終了し、症状固定となりました。
Yさんは、相手方保険会社を通じて、後遺症(後遺障害)の認定請求を行いましたが、残念なことに、後遺症は認定されないという結果となりました。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
程なくして、相手方保険会社から、Yさんの元に損害賠償計算書が届きましたが、Yさんは、その損害賠償計算書の中で、「傷害慰謝料の金額が少ないのではないか」という疑問を持たれました。
そして、インターネット検索を経て、完全出来高報酬制の当弁護士のホームページをご覧頂き、当弁護士への無料相談に至ったものです。
当弁護士が、Yさんから、相手方保険会社作成の損害賠償計算書を頂き、その内容を検討したところ、確かに、Yさんへの提示は傷害慰謝料(入通院慰謝料)が不当に低くなっており、入院中の雑費も低い金額となっていました。
当弁護士は、その旨をYさんに伝えたところ、ことに傷害慰謝料の増額を強く希望し、依頼となりました。
依頼を受け、当弁護士は直ちに、相手方保険会社に対し、弁護士基準(裁判基準)による金額で示談交渉を開始しました。
示談交渉は多少難航しましたが、1ヶ月半(45日)後に示談成立となりました。
その内容としては、次のとおりです。
①傷害慰謝料は、当初947,907円の提示であったところ、1,556,078円(弁護士基準の約85パーセント)に増額
②入院雑費は、当初42,900円の提示であったところ、58,500円(弁護士基準)に増額
という結果になりました。
傷害慰謝料の増加額は608,171円、入院雑費の増加額は15,600円となり、
【合計で623,771円の増額】です。
後遺症の認定がなくとも、約60万円増額という結果です。
このように、当事務所では、後遺症の認定のない事案でも、基本報酬0円の完全出来高報酬制で依頼をお受けいたします。
また、交通事故被害のご相談は、電話やメールでも可能であり、遠方の方でも事務所にお越し頂く必要はありません。お気軽にご相談頂ければ幸いです。