交通事故事例14
示談金増加額 約60万円
自転車走行中に後方不注意のバイクに衝突されて右膝挫傷、10日間の早期解決に成功した事例 (後遺症なし)
当初提示額
690,900円
最終示談額
1,300,000円
交渉後の増加額
609,100円円
傷害状況
右膝挫傷
後遺症認定
後遺症なし
治療期間
6.9ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
10日間
交渉のポイント
休業損害、傷害慰謝料
交通事故の概要
Sさん(48歳/主婦)は、東京都世田谷区の路上にて、自転車で走行中、後方不注意のデリバリーバイクに衝突され、道路に投げ出されました。
Sさんには過失はありませんので、過失相殺はありません。
この事故により、Sさんは、右膝挫傷の傷害を負い、6.9ヶ月の治療の後、症状固定となりました。
Sさんは、保険会社を通じて、自賠責保険への後遺症認定請求は行いましたが、残念なことに、後遺症は認定されませんでした。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
Sさんは、保険会社からの示談案の提示に不満を持ち、当弁護士への相談を経て、受任となったものです。
当弁護士が示談案の内容を検討したところ、Sさんへ提示された示談金額には、「休業損害」「傷害慰謝料」の2項目に問題がありました。
当弁護士は依頼後、ただちに、弁護士基準(裁判基準)による、適正な金額で交渉を開始し、その10日後に早期示談を成立させました。
その内容としては、以下のとおりです。
●休業損害の当初提示額:279,300円
●慰謝料の当初提示額:411,600円
当初の提示額【合計690,900円 】だったところ……
弁護士交渉で【合計1,300,000円 】の示談となりました。
合計額での交渉であったので、個別の増加額を示すことはできませんが、増加額は合計で609,100円となりました。
当初の提示に比べ、もう少しで2倍となる金額です。
後遺症の認定がなくとも、約60万円増額という結果です。