交通事故を招く!間違った道路の横断

横断歩道

やよい共同法律事務所の弁護士やまケンこと、山﨑賢一です。

道路の横断は、横断歩道のあるところで、それもできるだけ信号のあるところで、信号に従って横断する。
これはごく当たり前の交通ルールですが、皆さんの中には、このルールに従わずに道路を横断してしまった方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、これは交通事故の原因になる行為です。

このように、皆さんもついやってしまいがちな間違った道路の横断方法がいくつかあります。
なぜいけないのかをこのコラムで理解していただき、道路を安全に横断するように心がけましょう。

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正しい道路の横断、どこで行う?

ご存知の方も多いと思いますが、道路はどこでも横断して良いわけではありません。

それでは、どこで道路を横断するのが良いのでしょうか。

①横断の場所・・・横断歩道、または歩道橋

道路上には、横断歩道が用意されています。

信号機の有無にかかわらず、歩行者が横断するために用意されたものですので、努めて横断歩道を渡るようにしましょう。

歩道橋がある場合は、歩道橋を使うことも良い方法です。

②青信号の意味は?

青信号は「進め」という意味ではなく、「進むことができる」という意味です。

歩車分離式の信号を除き、交差点では歩行者の横断歩道上の進行と同時に、左折車や右折車が横断歩道を横切ります。

従って青信号でも左右をよく見て、車が来ないことを確認しながら渡りましょう。

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ついやってしまいがちな道路の渡り方

正しい道路の横断方法は、意外に、分かっているつもりでも、分かっていないことも多いものです。

間違った横断方法と、それが交通事故につながる危険性について、一つずつ解説していきます。

①横断歩道が無いところで横断する

横断歩道が無いところで横断することは、フルスピードで走る車にぶつかる可能性が高く危険です。

特に、「横断禁止」の道路標識があるところは横断することが危険であるから禁止されているのです。

このような場所での横断は危険ですので、面倒でも横断歩道のある場所、できれば信号のあるところまで行って横断しましょう。

②信号機が青になったので、左右を気にせず横断する

先ほど説明した通り、青信号は「進むことができる」という意味であって、「進め」という意味ではありません。

左折車や右折車が横断歩道を横切る可能性があるので、信号が青になったからといって一目散に歩き始めるのは危険です。

青信号になってもあわてず、左右をよく見ながら渡りましょう。

スマホ等を見ながら渡ることもいけません。周りへの注意が散漫になり、左折車や右折車に気付かず、交通事故となる危険があります。

また、歩車分離式信号でも油断できません。

歩車分離式信号では歩行者信号が青の場合、車側の信号は赤です。

しかし、車が「信号が青になるだろう」という見込みでアクセルを踏み込む可能性もありますから、いずれにしても左右をよく見て横断しましょう。

③「車は止まってくれるだろう」という思い込みで渡り始める

「渡り始めてしまえば、車は止まってくれる」と思っている方も多いでしょう。

しかし、運転手が、歩行者に気付かない、または気付くのに遅れる場合もあります。

このように、「車は止まってくれるだろう」という思い込みで道路を横断することは交通事故に直結する、大変危険な行為です。

常に車の動静に注意を払ってください。

④車の直前・直後の横断

車道が渋滞している時、つい車の間を通って横断したくなるものです。

しかし、道路を渡る歩行者の姿は車の陰に隠れてしまい、対向車線の車からは見えません。

そのため、お互いが目の前に見えたときには双方どうにもならなくなります。

これも交通事故に直結する行為ですので、やめましょう。

また、駐車している車の前後を渡る時も十分注意しましょう。

車が突然動き出す場合があります。

⑤車が途切れた時に無理をして横断する

信号のない横断歩道の場合、交通量の多い道路ですとなかなか車が途切れないことがあります。

その場合は安全に道路を渡れるまで待つ必要がありますが、どのくらい待たなければならないかは道路状況によりさまざまです。

横断を待たされて、いらいらして、ちょっとの隙を見て、横断してしまう人もいるでしょう。

しかし、どのくらい待っていようとも、安全が確認できないまま道路を渡り始めることは交通事故に直結します。

辛抱強く待ちましょう。

⑥横断歩道の真ん中で止まる

スマホに夢中になるなどして、横断歩道の真ん中で止まることも交通事故の原因になります。

横断中に信号が変わると危険です。

道路を渡る時は止まらずに渡り切るようにしましょう。

なお、腰や足の具合が悪い方、お身体が不自由な方の場合は、どうしても通常の青信号の時間内では渡りきれない方もいると思います。

「青延長用押ボタン」がついている信号では、このボタンを押すと歩行者青信号の時間を長くすることができますので、ぜひ活用してください。

⑦信号機が点滅してから渡り始める

歩行者信号の点滅は、車の黄色信号と同じ意味です。

これは「急いで渡れ」という意味ではありません。

点滅の意味は、「歩行者は、道路の横断を始めてはならず、また、道路を横断している歩行者は、すみやかに、その横断を終わるか、又は横断をやめて引き返さなければならない。」ということです。

横断途中であれば、急いで渡ることはもちろんですが、信号機が点滅してから渡り始めることは危険ですのでやめましょう。

⑧信号をよく見ないで渡る

車が止まったからといって、あなたが進む方向の信号が青になるとは限りません。

思い込みはやめ、道路を横断するときは信号をよく見て、青信号になったことを確認してから渡りましょう。

⑨斜め横断

斜め横断は車道を横切る距離が長くなるため、その分交通事故に遭う可能性が高くなりますのでやめましょう。

また、歩車分離式の横断歩道でも斜め横断用の線が引いていない箇所では、斜め横断をしてはいけません。

この点にも注意が必要です。

まとめ

ここまで、道路の間違った渡り方をさまざまな角度から取り上げてみました。

道路の間違った渡り方の多くは、歩行者の不注意と過信によるものといえます。

  • 横断歩道を渡る
  • 左右を見て、車が来ないか確認する
  • 進む方向の信号をきちんと確認する
  • 「車は止まってくれるから大丈夫」と思わない

上記のことを守るだけで、多くの交通事故は防げることになるでしょう。

もちろん、それだけで交通事故をゼロにできるとは限りません。

例えば、歩行者が横断しているところに突然右折車・左折車が突っ込んで来る、といったような交通事故は防ぎようがありません。

しかし、歩行者も交通ルールを守ることにより、人対車の交通事故の件数は大きく減らせるものと考えます。

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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴32年。交通事故取扱開始から18年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2020年末で累計1,808件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2021年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高制」で、交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。