交通事故事例15
示談金増加額 約31万円
5日間の示談交渉で、慰謝料が保険会社からの当初提示額の2倍以上に増額した事案 (後遺障害なし)
当初提示額
302,400円
最終示談額
614,000円
交渉後の増加額
311,600円
傷害状況
頚椎捻挫
後遺症認定
後遺症なし
治療期間
3.6ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
5日間
交渉のポイント
傷害慰謝料
交通事故の概要
Iさん(40歳/会社員)は、東京都港区高輪で、前方の安全確認を怠ったタクシーに追突され負傷しました。
この交通事故は、追突ですので、Iさんには過失はなく、相手方過失100%の事案です。
この事故により、Iさんは、頚椎捻挫(むち打ち症)の傷害を負い、3.6ヶ月の治療の後、治療を終了しました。
Iさんの治療期間は短かったため、自賠責保険への後遺症認定請求は行っておりません。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
Iさんは、保険会社からの示談の提示につき、ネットで調査したところ、慰謝料の額が、不当に低いことを発見し、弁護士への相談の後、委任となったものです。
示談案の内容を検討したところ、確かに、Iさんに提示された慰謝料は最低補償である、自賠責保険の基準で計算されており、弁護士基準(裁判基準)に比べて、半額程度の内容でした。
当弁護士は依頼後、直ちに、弁護士基準(裁判基準)による、慰謝料の金額で交渉を開始し、その5日後に早期示談を成立させました。
その内容としては、慰謝料の提示が302,400円の提示であったところ、弁護士基準満額の614,000円の示談となりました。
当初の提示に比べ、もう少しで2倍以上となる金額です。
弁護士基準での示談金満額を得ることは困難であり、大成功した事案と言えます。
約31万円増額という結果です。