交通事故を予防するヒヤリハット対策

交通事故とヒヤリハット

運転中、交通事故には発展しなかったものの、「危ない!」、「あ~驚いた。もう少しで交通事故を起こすところだった」などの経験はありませんか?

このような出来事は大事になっていないため、多くの場合、時間が経てば忘れてしまうでしょう。
けれど、そのようなヒヤリハット体験の積み重ねが、最終的に大きな交通事故を引き起こす可能性もあります。

本日は、運転中のヒヤリハットについて、その事例や原因、対処法とともにお話しさせていただきます。

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ヒヤリハットとは

大きな事故(例えば交通事故)や災害には至っていないものの、起こっていてもおかしくない状態のことをいいます。

思わぬ操作ミス等に“ヒヤリ”としたり、ミスに気付いて“ハッ”としたりする体験を、文字通り“ヒヤリハット”と呼びます。

1929年、アメリカの損害保険会社に勤めていたハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが、『重大事故の98%は事前に防げる』と発表しました。

重大な交通事故は、数多くのヒヤリハットの結果、発生します。

逆に言えば、些細なヒヤリハットを見逃さずに、しっかりと防止することで、重大な交通事故を未然に防ぐことができるのです。

これは“ハインリッヒの法則”と名付けられ、労働災害やビジネスの場にも適用されてきました。

ヒヤリハットの原因と対策①

運転中のヒヤリハット体験は、主に運転手の不注意であることが多いようです。

免許を取得したばかりの初心者よりも、長年運転しているドライバーや、運転上手と過信しているドライバーなどです。

運転に慣れているため緊張感が薄れ、左右前後の確認など基本運転を欠くことが原因のひとつとされています。

対策としては、ベテランドライバーだからこそヒヤリハットを起こさないようにする、という意識を持つことです。

ベテランなのだからうっかりミスなど恥ずかしいものとし、初心者よりも慎重に運転するという心がけひとつで変わっていくはずです。

ヒヤリハットの原因と対策②

思い込み運転です。

「誰もいないだろう」、「誰も飛び出して来ないだろう」、「道を譲ってくれるだろう」…と思い込むことで、実際には人が飛び出して来たり、道を割り込まれたりして、予想外のことに慌ててヒヤリハットしてしまうのです。

対策としては、思い込みを「~だろう」から「~かもしれない」に変えることです。

「誰かいるかもしれない」、「誰か飛び出して来るかもしれない」、「道を譲ってくれないかもしれない」、「割り込まれるかもしれない」…と思うことで、運転が慎重になるはずです。

ヒヤリハットの原因と対策③

心身的な問題で、ヒヤリハットが起こることもあります。

眠気や疲労、悲しみやストレスなどによる感情の起伏です。

対策としては、それらの問題が解決するまで、車を運転しないことです。

冷静な判断ができないばかりか、ヒヤリハットでは済まされない本当の交通事故に発展してしまうかもしれません。

運転手と車は連動していることを頭に入れておきましょう。

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ヒヤリハットの事例と対策

ここからは典型的なヒヤリハット事例とその対策、考え方についてご紹介します。

ヒヤリハット体験を共有することで気付きを得られるようにするのが目的です。

事例と対策①|交差点でのヒヤリハット

歩車分離式信号機のある交差点で、直進に見える歩行者用の信号が青になったので車を発進させました。

すると、横断歩道を横切る歩行者がいたので、慌ててブレーキを踏み、事なきを得たというヒヤリハットです。

この原因は、車両用の信号機を確認しなかったことで発生しました。

歩行者用の信号が青の場合、車両用の信号機が赤になるのを知らなかったのです。

交差点では信号機が多く混乱してしまうので、車用と歩行者用の信号両方を確認しましょう。

事例と対策②|降車でのヒヤリハット

友人を送り、同乗者が車を降りました。

その際、着ていたコートがドアに挟まってしまいましたが、運転手はそれに気づかず発進させようとしたヒヤリハットです。

そのまま発進していたらコートが挟まれた友人は転倒していたかもしれません。

また、同乗者が降り切ってしまわないうちに、車を発進させようとしたヒヤリハット事例もあります。

原因は、「同乗者が降りたか」、「発進しても問題はないか」といった確認を怠った運転手にあります。

衣類やヒモ、鞄がドアに挟まることはよくあるので、運転手は降りる相手をよく見てから発進するようにしましょう。

ヒヤリハットは自動ブレーキ機能で防ぐ?

人や障害物を感知すると、自動でブレーキをかけてくれる自動ブレーキ機能。
ヒヤリハットの防止策として有効ですが、まだまだ搭載されていない車が多いのも現状です。

ひとえに自動ブレーキ機能といっても、各メーカーによって性能に違いがあり、万能ではありません。
時速100キロ以下で作動するもの、30キロ以下で作動するもの、歩行者や自転車を感知するもの、しないものなど多岐にわたります。
けれど、車の技術はどんどん進化していくので、運転中のヒヤリハットを無くす希望となるのは間違いありません。

運転手の油断や思い込み、体調の変化から来る運転中のヒヤリハット。
周りの方々のヒヤリハット体験談を聞いて、我が身を振り返るのも良いのではないでしょうか。

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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴32年。交通事故取扱開始から18年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2020年末で累計1,808件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2021年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高制」で、交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。