冬場の交通事故~路面凍結や雪道走行~

雪道を走行する自動車
冬場の運転は路面の凍結や雪道など危険が多く、凍結や雪での事故を“冬型事故”と呼びます。

春分の日が過ぎましたが、日本各地ではまだまだ雪景色が残っていますね。
本日は、冬場の運転について、その危険性と注意点をお話しさせていただきます。

路面凍結とは

路面凍結とは、気温が氷点下に達し、雪や雨が降ることで道路が凍りつく状態のことをいいます。

一般的にマイナス3度から凍結し、3度まで上昇すると溶け始め、この溶け始めが最も滑りやすく危険です。

路面凍結は「アイスバーン」とも呼ばれ、アイスバーンは、大きく3種類に分かれます。

(1) 圧雪アイスバーン

雪が薄く固まった状態を指します。

道路に雪が積もった後、車が何度も行き交い雪が押し固められることで発生します。

歩くのはもちろん、車での走行も非常に滑りやすく危険です。

(2) ミラーバーン

交差点付近に多く見られ、スケートリンクのような、氷の厚い層で作られています。

道路に積もった雪が何度も行き交う車に押し固められ、さらに、タイヤとの摩擦で磨かれることで鏡面(ミラー)状態になります。

(3) ブラックアイスバーン

道路の水分が凍結しており、薄い氷の膜が張っている状態をいいます。

一見、ただ道路が濡れているだけにしか見えず、特に夜間では見極めが困難です。

いつの間にかブラックアイスバーンの上を走行していてスリップする、というような交通事故が後を絶ちません。

路面凍結が発生しやすい場所

どこの道路でも凍結する訳ではなく、発生しやすい場所がいくつか存在します。

運転をする際はこれらの場所に気を付けて、交通事故を防ぎましょう。

(1) 交差点付近

ミラーバーンが最も多く発生しやすい場所です。

車の発進と停止が何度も繰り返されることで道路とタイヤが摩擦で磨かれ、ツルツルした滑りやすい路面を作ります。

(2) 橋の上、トンネルの出入り口付近

吹きさらしで通常の道より気温が低いため、早い時間から凍結したり、遅い時間まで蒸発せずに凍ったまま残っていることが多いです。

また、橋の上もトンネル付近も突風が吹きやすいので風にも注意が必要になります。

(3) 陽当たりの悪い場所

吹きさらしと同様、日中に陽が当たらない場所も凍結しやすくなります。

日陰や山道は特に注意が必要です。

凍結した道の運転について

路面凍結の運転で一番気を付けることは“タイヤのロック”です。

路面凍結した場所で急ブレーキを踏むと車輪だけが止まり、車はツーッと滑ってしまいます。

ハンドル操作も効かず、正にどうしようもない状態になってしまうのです。

このタイヤのロックを防ぐには急ブレーキをかけず、ゆっくり軽くブレーキをかけるソフトブレーキが有効です。

そして、急ブレーキが必要ない程度のスピードで走行することが何より大切です。

雪道の運転について

雪が降り積もった道を運転するのは、ベテランドライバーでも簡単ではありません。

雪道を走る前の準備、雪道運転の基本、注意点などご紹介します。

(1) 冬用タイヤの装着

雪道によるスリップを抑えるためには冬用のタイヤが必須です。

一般的な冬用タイヤは“スタッドレスタイヤ”で、低温でも硬くなりにくいゴムで作られています。

雪道や凍った場所でも走行できるのが特徴です。

(2) チェーンを巻く

冬用タイヤと同じく、雪道の走行には必須のアイテムです。

冬用タイヤでも走れますが、雪道を走るパワーはチェーンの方が強いのです。

高速道路では冬用タイヤとチェーン、全車両チェーンなどの規制が定められている場合があるため、冬場は常にチェーンを持っておいた方が良いでしょう。

(3) 車の雪を取り除く

屋根やミラー、ウインカーやボンネット、ヘッドライトなど車に雪が積もっている場合はすべて掃い終えてから発進させましょう。

屋根に雪を積もらせたまま走行すると道路に雪の塊を落とし、他の車に迷惑が掛かってしまいます。

ライトなどが雪に覆われていると点滅が他の車に伝わらないので、事故を防ぐためにも取り除いておきます。

また、凍った窓ガラスは運転中の視界に支障をきたすため、エアコンやスプレーなどで氷を溶かしておきましょう。

(4) 給油は余裕を持って

あまりスピードを出さず、ゆっくり慎重に走行する必要がある雪道の運転。

通常のドライブより時間が掛かり、そのぶん燃料も減っていきます。

不測の事態に備えて、早め早めの給油を心がけましょう。

(5) 急な運転をしない

雪道での急発進、急加速、急ハンドル、急ブレーキはスピンやタイヤロックを引き起こし、交通事故の原因となります。

ゆっくり、ゆるやかに運転を行うことが雪道での鉄則です。

(6) ダウンライト

夜の吹雪に見舞われた場合は、ヘッドライトを下向きにして視界を確保しましょう。

ハイビームでは雪にライトが反射し、逆に視界が悪くなってしまうからです。

冬場の運転は危険が多いですが、事前に路面凍結や雪道の危険性を知り、準備を怠らなければ、そこまで怖いことはありません。

安全運転で乗り切りましょう。

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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴32年。交通事故取扱開始から18年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2020年末で累計1,808件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2021年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高制」で、交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。