交通事故事例11
示談金増加額 約40万円
停車中に追突され、むちうち症で治療10ヶ月。弁護士交渉により慰謝料が約1.66倍に増額した事例 (後遺症なし)
当初提示額
616,755円
最終示談額
1,026,600円
交渉後の増加額
409,845円
傷害状況
頸椎捻挫
後遺症認定
後遺症なし
治療期間
10.1ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
0.6ヶ月
交渉のポイント
傷害慰謝料
交通事故の概要
栃木県足利市内の路上にて自動車を運転中、赤信号の交差点で停車していたところ、前方不注視の後続車に追突されたという交通事故の事案です。
交通事故の形態で、最も多いものは追突事故です。
追突による衝突は激しいもので、Sさんは治療終了までに10ヶ月以上の期間を必要としました。
なお、Sさんが通院していた整形外科の医師の診断によれば、Sさんの受けた傷害は頸椎捻挫(けいついねんざ)、いわゆる“むちうち症”です。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
当弁護士がSさんから相談を受けたとき、Sさんは既に相手方保険会社を通じて、自賠責保険への後遺症認定請求を行っていましたが、後遺症は認定されませんでした。
Sさんから書類を受け取り、検討したところ、増額の余地があるものは、傷害慰謝料でした。
Sさんとしては、10ヶ月以上の治療をしたにもかかわらず、低額な慰謝料であったため、相手方保険会社の示談案に強く不満を持ち、当弁護士への依頼となりました。
当弁護士は、Sさんからの依頼を受け、裁判基準(弁護士基準)に基づいて、交渉にとりかかりました。
交渉の結果、弁護士基準で計算した慰謝料額の90%まで増額させることに成功しました(弁護士基準の9割での決着は、当弁護士の解決事例としては標準的です)。
その内容としては、次のとおりです。
●傷害慰謝料:616,755円→1,026,600円
【増加額は409,845円】
Sさんがご加入の任意保険には、弁護士費用特約が付加されていなかったので、当弁護士独自の料金プランである『完全出来高報酬制』をご利用いただきました。
事前にいただく費用は一切なく、示談交渉の結果“増額した部分のみ”に対する一定割合が報酬となるプランです。
この完全出来高報酬制によれば、後遺症のない交通事故や、比較的少額な事案でも、弁護士費用の心配なくご依頼いただくことが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。