後遺症事例22

示談金増加額 約584万円

走行自転車の後部座席に座っていたところ後方から衝突された事例 (後遺症12級相当)

当初提示額

2,640,000

最終示談額

8,481,068

交渉後の増加額

5,841,068

傷害状況

脳神経麻痺

後遺症認定

後遺障害12級相当

治療期間

約9ヶ月(内入院12日)

解決方法

交渉による示談

交渉期間

約2ヶ月

交渉のポイント

入通院慰謝料、後遺症慰謝料、後遺症に伴う逸失利益

交通事故の概要

東京都千代田区の路上にて、自転車の後部座席に乗って走行中に、自転車が前方で駐車中の車両を避けるため右側に寄った直後に、後続の自動車に衝突された交通事故事案です。

この事故で、Mさんは頭を打ち、脳神経麻痺となって嗅覚に障害が残りました。

治療は入院12日、通院回数は9日となっています。

通院終了後、Mさんは、ご自身で自賠責保険への後遺症被害者請求を行い、後遺症第12級相当(嗅覚障害)との結果が出ています。

その結果から、Mさんには、自賠責保険から自賠責基準での保険金が支払われましたが、相手方保険会社は、それ以上の補償を拒絶したため、Mさんは当弁護士に依頼することとなりました。

弁護士交渉〜介入から解決まで〜

当弁護士は、事件の受任後、すべての項目について裁判基準(弁護士基準)での請求を行いました。
弁護士交渉による請求額は、次のとおりです。

【弁護士交渉による請求額】
①入通院慰謝料
…… 当初提示額400,000円(自賠責基準)→ 請求額500,000円(裁判基準)
②後遺症慰謝料
…… 当初提示額2,240,000円(自賠責基準)→ 請求額2,900,000円(12級裁判基準)
③後遺症に伴う逸失利益
…… 当初提示額(慰謝料に含む)→ 請求額7,881,335円(裁判基準)
※逸失利益は、年収3,280,800円、労働能力喪失率14%、喪失40年で計算

その結果、本件で一番重要であった「逸失利益」について満額の結果を得ました。
弁護士交渉による示談金の増額結果は、次のとおりです。

【弁護士交渉による示談金の増額結果】
①入通院慰謝料
…… 当初提示額400,000円(自賠責基準)→ 最終示談額400,000円
②後遺症慰謝料
…… 当初提示額2,240,000円(自賠責基準)→ 請求額2,320,000円
③後遺症に伴う逸失利益
…… 当初提示額(慰謝料に含む)→ 請求額7,881,335円(満額!)

入通院慰謝料及び後遺症慰謝料については、逸失利益を満額とする代わりに譲歩せざるを得ませんでした。
また、自賠責基準を超えると過失相殺が発生しますので、その点も認めざるを得ませんでしたが、それでも約584万円増額の結果を得ました。

自転車の2人乗りのため過失相殺が発生しましたが、もし、Mさんが保険会社の言うなりになっていたらと考えると、本当に良かったといえる結果の事例です。

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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴35年。交通事故取扱開始から21年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2023年末で累計2,057件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2024年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高報酬制」で交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。