後遺症事例19

示談金増加額 約343万円

歩行中、無灯火の自転車に衝突され大腿骨転子部骨折等を負った事例 (後遺症12級7号)

当初提示額

930,000

最終示談額

4,367,477

交渉後の増加額

3,437,477

傷害状況

右大腿骨転子部骨折・両手関節打撲傷

後遺症認定

後遺障害12級7号

治療期間

入院72日含め半年

解決方法

交渉による示談

交渉期間

約3ヶ月

交渉のポイント

後遺症慰謝料、後遺症に伴う逸失利益

交通事故の概要

Sさん(20代・女性)は、東京都足立区の路上にて、夜間に徒歩で帰宅中に、後ろから高速度で走行してきた自転車に衝突され、負傷しました。

自転車は無灯火運転でしたので、Sさんは、後ろから来た自転車に気付くことができず、避ける間もない突然の交通事故でした。

この交通事故で、Sさんは、右大腿骨転子部骨折、両手関節打撲傷という重傷を負ってしまいました。

Sさんは、受傷後72日間もの長期間の入院を余儀なくされるほどの大きな傷害で、退院後の通院期間も含めて、約6ヶ月間の治療を行いました。

しかし、右下肢関節の機能は完全には回復せず、後遺症の認定申請を行った結果、後遺症12級7号(1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの)が認定されました。

Sさんは、仕事が多忙で、相手方保険会社との交渉にかかわることが非常に負担であったため、お電話での無料相談を経て、当弁護士への依頼となりました。

弁護士交渉〜介入から解決まで〜

保険会社との交渉で問題となったのは、後遺症関係の金額でした。
当弁護士は示談交渉に際して、後遺症の慰謝料については弁護士基準(裁判基準)で、後遺症の逸失利益については賃金センサスの基づく年齢別平均年収をもとに請求を行いました。

示談交渉は難航しましたが、約3ヶ月間の粘り強い交渉の結果、後遺症の逸失利益について約146万円との結果が得られ、総額で約343万円の示談金増額となりました。
交渉の経緯は以下のとおりです。

【保険会社からの当初提示額】
●後遺症慰謝料・・・930,000円
●逸失利益・・・・・0円
上記合計 930,000円

【当弁護士⇒保険会社への請求額】
●後遺症慰謝料・・・2,900,000円(12級裁判基準)
●逸失利益・・・・・1,760,971円(年収3,547,200円、労働能力喪失率14%、喪失期間4年で計算)
上記合計 4,660,971円

【最終的な示談額】
●後遺症慰謝料・・・2,900,000円(請求額の満額!)
●逸失利益・・・・・1,467,477円(年収2,956,000円、労働能力喪失率14%、喪失期間4年で計算)
上記合計 4,367,477円
増加額は 3,437,477円

交渉の結果、後遺症の慰謝料については満額回答が得られたものの、後遺症に伴う逸失利益については、なかなか満足のいく回答を得られませんでした。
それでも、最初の提示額と比べると、約4.69倍の金額ですので、十分に成功事例といって良いでしょう。

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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴35年。交通事故取扱開始から21年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2023年末で累計2,057件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2024年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高報酬制」で交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。