後遺症事例10

示談金増加額 約565万円

バイクで走行中の事故で、嗅覚を脱失した事例 (後遺症12級)

当初提示額

3,057,120

最終示談額

8,708,229

交渉後の増加額

5,651,109

傷害状況

左大腿骨骨幹部骨折・外傷性嗅覚異常ほか

後遺症認定

後遺障害12級7号

治療期間

476日

解決方法

交渉による示談

交渉期間

約1ヶ月

交渉のポイント

入通院慰謝料、後遺症慰謝料、後遺症に伴う逸失利益

交通事故の概要

福井県敦賀市の路上にて、自動2輪車で走行中、左側の路地から、一時停止を無視して飛び出してきた自動車に衝突された事例です。

この交通事故により、Aさん(40代・男性/会社員)は、左大腿骨幹部骨折、左尺骨遠位粉砕骨折、外傷性嗅覚異常の重傷を負い、症状固定まで、入院約1.2ヶ月、通院約16ヶ月の長期間の治療を要しました。

しかし、嗅覚は戻らず、その後、後遺症認定を受け、嗅覚を脱失したものとして、後遺症12級相当という結果となりました。

ほどなくして、加害者の保険会社から示談金の提示がありましたが、納得がいかず、当職に相談という運びとなりました。

弁護士交渉〜介入から解決まで〜

当弁護士が、Aさんからいただいた資料を検討したところ、入通院慰謝料、後遺症慰謝料、後遺症に伴う逸失利益が非常に低く計算されていました。
その事実をAさんにご説明したところ、当弁護士への依頼を決意されました。

当弁護士は、ご依頼を受け、さっそく交渉を開始。すべての項目について、裁判基準(弁護士基準ともいいます)での請求を行いました。
当弁護士による示談交渉の結果・・・
①入通院慰謝料については、約57万円の増額
②後遺症慰謝料については、請求通り、290万円満額の認定
③後遺症に伴う逸失利益についても、請求通り、約520万円満額の認定
という結果となり、総額で約640万円増額となりました。

しかし、Aさんには10パーセントの過失があったため、結果的に、565万円の増額となりました。
弁護士交渉の推移は、以下をご覧ください。

【保険会社から当初提示された示談案】
入通院慰謝料・・・907,911円
後遺症慰謝料及び逸失利益・・・2,240,000円
過失相殺・・・90,791円(10%)
合計 3,057,120円

【弁護士による請求金額】
入通院慰謝料・・・1,990,000円
後遺症慰謝料・・・2,900,000円
逸失利益・・・5,290,810円
過失相殺・・・1,018,081円(10%)
合計 9,162,729円

【最終的な示談金額】
入通院慰謝料・・・1,485,000円
後遺症慰謝料・・・2,900,000円(満額!)
逸失利益・・・5,290,810円(満額!)
過失相殺・・・967,581円(10%)
合計 8,708,229円

増加額は、5,651,109円です(3,057,120円⇒8,708,229円)。
*大成功の部類に属する事例といえます。

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※大変申し訳ございませんが、加害者側のご相談はお受けできません。



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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴35年。交通事故取扱開始から21年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2023年末で累計2,057件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2024年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高報酬制」で交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。